ニチーナのシガーセミナーでは
シガーの歴史、文化、マナーの項目を割と重要視しています。
シガーのたしなみ方、マナーを説明するのに、
やはりそもそもの葉巻の経緯、過去から現在への流れ、
そういうところから話していけば
自ずと身についていくと思うからです。
もちろん、本来シガーが根付いている国だったら
そんな当たり前の話はする必要ないでしょう。
でも違う文化の「もの」を急に手にするのだから、
頭からでも少しは理解して、身につける早道に、、、と思うからです。
それなので、「シガースクール」というカルチャー教室を
日本で存在させました。
それがいいことかどうかは解りませんが、
別の文化を手にするのですから、、、。
この私の考えは、
「シガーとレストラン」にも書いてます。
そういうわけで、「葉巻」そのものにたどり着く前に、
ニチーナのセミナーでは「歴史」の授業を最初に長めにとります。
(単発セミナーとの時は時間の関係で惜しみつつ省いています)
消費大国ヨーロッパではどうだったか、
生産大国キューバではどうだったか、
同じ「葉巻」から、同じ時代を探っているのに、
立場によって歴史は大きく違いますよね。
片方だけの側面だけではなく、全体の歴史を知ることは、
葉巻を知ることよりも
現在の日本、これからの日本、世界の中の日本を考える上でも
繋がっていく重要なことですよねー。
最近よく聞いたり、書物で読むことですが、
「国際化」と称して小学生から英語教育が浸透しているが、
本当のグローバル化、国際社会を考えたら、
英語を堪能に喋ることよりも、
自分が生まれた土地の文化をよく熟知している方が
世界に通用する国際人になる、
だからこそ、義務教育の時には
歴史、文化、日本の教育、道徳(”〜道”とか)を
一生懸命勉強しておいたほうがいい、
というようなことが書いてありました。
茶道、書道、柔道、剣道、、、その他いろいろ「〜道」とつくもの。
日本が世界に誇る高い文化ですものね。
文字を書くのに「道」がつく「書道」。
ただ言葉を伝えるだけの「書く」ということにとどまらず、
そこには芸術があり、美があり、作法もある。
すごい高水準な教育レベルなんですねー、日本は昔から、、、。
特に『お茶』ですよね。
ただの飲みものにとどまらず、
作法が生まれた。それ自体、芸術であり文化であり、、、
西洋人はだからこそ「日本人」という高水準な文化人に感心し、興味を持った。
最近はボロボロとそれが崩れ落ちている、
と言われていますね。
本来尊ぶべき自国の風土、風習、文化を省みず
欧米化ばかりに目を向け、取り入れていき、気がついたら、、、
という状況らしいですね。
ふーん、なるほど、、、確かにそうかも、と。
なんていうか、、、おじいちゃん、おばあちゃん、身の回りの年上の人たちから
直に触れ合って身につけていくのが風習、伝統であり、
それがその土地の文化だと思うんだけど、
現代では難しいのか、、、
インターネットで調べもの、これじゃあなかなか文化は継続されない気もしますね。
人との交流、地域との交流、そこには温もりがある、だから伝わる。
これが大切なのでしょう。
異文化のものであっても、
だからこそ、そもそもの歴史やその土地の気候風土を理解したうえで
嗜むのも、味わい深くて、またいいんじゃないかなー、と思います。
「文化」、、、その土地、気候風土だからこそ生まれた、
その土地なりの「文化」というものを
理解しあいながら大切にしていけたらいいですね。
で、人とのコミュニケーションが大切だってことで、
そこでどうコミュニケーションをとるか、ということで
「お酒」であったり「葉巻」であったり、
もちろん「カフェ」でもいいし「お茶」でもいいんですけど、
そういう嗜好品をコミュニケーションツールとして使われるのも
また味があっていいですよねー。
嗜好品で語り合うと、
手っ取り早く「温もり」が通じますよ、きっと(^^) ネッ?!