2005年11月08日

葉巻も増税されたら?どう思う?

先日、とあるシガー愛好家から、以下のようなメールを頂戴しました。

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最近、政府の税務調査会で
2007年辺りから消費税や酒税、たばこ税など
たくさんの増税計画が立てられているようです。
先日、テレビの番組で増税後の300円のたばこは
約500円近くになると言っていました。
葉巻も同率増税されるとすれば、
例えばコヒーバのロブストは一本5000円位になってしまいます。
それじゃなくても高価な葉巻ですから、
増税されたら葉巻人口を増やすどころか更に減少してしまうのじゃないのでしょうか?
ニチーナはどう思います?
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シガーを愛する人からすれば、値段が上がることは切実な問題ですよね。
皆さんは、どう思われますか?
立場によっていろいろだとは思いますので、
シガーが好き、嫌煙家とか、簡単にお書き添えの上、
匿名(ペンネームなど)で、ご意見をコメント欄に書き込みして頂ければ
皆さんも様々な意見が聞けて、面白いかと思います。
あくまでもプライバシーを尊重しますので、
くれぐれも匿名で、連絡先も書かないでけっこうですからね。

ところで、この方への私からのお返事として
この場を借りて書いてみます。
  ▼協会の立場ではなく、私の個人的意見です。

ニチーナ・シガースクールやシガーサロンを主催している立場であり、
一人のシガーを愛する個人としての、独断と偏見の私の意見です。


私は、どちらかというと、シガーは高くていいと思っている派なのです(^^)
欧米だってたばこには高い税金がかかっているし、日本なんて安い方らしいですし。
安いと若者でも誰でも、ファッションで吸いやすくなってしまう。
高いからこそ、価値があると思いますね、特に葉巻は。

それは時間とお金に余裕のある人こそが嗜む、
そういう歴史と文化があった流れを考えると、シガーの存在には
単なる喫煙との違い(文化的背景)を思うからです。
それは屁理屈かもしれませんが、
シガーを愛し、大切に思うからこその私個人の考えです。

まあ、たばこは国の大事な財源収入の一つ。
だからこそ財務省が管轄ですしねえ。
酒税が上がるのは反対しますけど、たばこはいいんじゃないですか?
ただ、そこで税金を払っているふりして、
国税は払ってるからって税金払ってるぜい、なんて威張っておいて、
実は地方税(県税、市町村税)はそれぞれ県や市に払ってない、
なーんて業者には儲けが増えるだけで、そういうケースがあるとすると
確かに消費者は憤りを感じますが、
すべてに税金を納めている業者から購入する分には
いいんじゃないでしょうか。税金は高くても。

ただ、その税金はどこに使われるのでしょうね?
国民の福祉、それも特に弱者(身体障害者など)には
さらに厳しくなってるようですし、
だけど、軍事費に費やされそうで、
そんな実態には納得いかない気もしなくもありませんが、
軍事費が増大するってことは、
実はそれって米国のためにやってる部分があるそうじゃないですか、
ってことは、間接的に、キューバいじめに日本も知らず知らずに
加担していることになるのでしょうか?
(あれ?なんか本題がずれてますか?)

よっこいしょ。話を戻して・・・
そういうわけで法律(税金)の話は私には解りませんで
意見が言えませんでした。失礼しました。


しかし、私が葉巻の値段が高くてもいいという理由には、、、
<この先の文章はかなり過激だったので、削除しました。だめだ、ここには書けない^^;
 別のところで書こう。>

ちょっと話はそれてしまいましたが、私の活動というのは、
シガー消費の普及ではないんですネ、
なぜなら私は販売業というビジネスはしていませんから。

私は、急激なシガー消費の増大に対して、商品ばかりが右上がりで、
しかしながらそれに伴う歴史や文化、マナーがついていっていないので、
それを埋めるために、シガーの文化やマナーの普及のお手伝いをしたいと思って
シガースクールやシガーサロンを主催しています。

日本にはシガーの文化がありませんでした。
それは代々(お父上、お祖父様)が吸っていなかったから。
若者がいきなり吸うのは、きっとファッションやメディアの影響が大きいでしょう?
シガー文化が無い国だったから仕方ありません。
でもこれからの日本でのシガー文化を育てるのは
まさにそんな今の人たちですよね。
今吸い出す人は、皆見よう見まねで、周りのシガーを吸っている人を見て
覚えますよね。そしてそうやって、次の世代へと少しずつ受け継がれるのでしょう。
だからこそ、今が大事、今の貴方が重要だと思うんです。

伝統がない分、カルチャースクールで手っ取り早く伝えるしかありません。

と、ダビドフの副社長も言ってくれましたのよ。ニチーナに。

無責任に商品だけ普及させて売上げだけあげればいいというビジネスは
ニチーナはしていませんので、実は立場が全然違うんです。


例えば、解りやすく他のもので例えると、
「スパゲティ」の日本導入です。(この話、冊子に掲載済みですが、繰り返します)

イタリアのパスタ「スパゲティ」が日本に輸入されて何十年かは知りませんが、
それまで日本には麺を食べる文化がありましので、
輸入された当初からかなり最近まで、
日本人はスパゲティでさえ、
蕎麦やうどんのようにズルズル音を立てて食べていました。

それは、麺類として、蕎麦などと同じように捉えられて消費されたからでしょう。
つまり、商品としての麺「スパゲティ」だけが輸入され普及したのです。
そこに伴う「イタリア食文化」、つまりスパゲティの背景なんてのは
全然一緒に伝わらなかったのでしょう?

どうして?
それは輸入会社や販売会社が、売れればいい、儲かればいい、
あくまでも【商品】としてしか見てなかったから、
大事な文化までは伝えることはしなかった、ってことじゃない?
ある意味それは正論ですよね、それがビジネス、
資本主義に成り立つビジネスですから。

やっとここ十年くらいでしょうか、もっと前からでしょうか、
海外旅行者も増え、一般の人も気軽に行くような時代になって
旅行から帰った人達から徐々にイタリアでの体験や食文化が
広まりますよね。
イタリア料理店も増えたし、
一昔前のスパゲティ屋さんではなく、
本場イタリア料理店が数多くなり、本格的に食べれるようになってきた。
そうやってやっとイタリアの食文化が伝わって
何十年かしてやっとスパゲティを音を立てずに食べるのが一般化してきました。
そうなると、その世代の子供達も音を立てずに食べるようになって、
そうやって何世代かしてやっと文化が根付くのかもしれませんけど。

でも仕方ないんです。外国のものだから。
でもそれを急激に取り入れるためには、
ちょっと勉強して知識を得て、真似するしかありません。
その繰り返しで、それらしく身についていくものです。よね?
外国の文化を取り入れるにはそうやって、そして徐々にそれが日本での文化として
単なる真似ではなく、日本の気候風土、文化とミックスして
アレンジされて定着するかもしれない。


しかしスパゲティを食べる時の音、、、
商品の輸入と一緒に最初から文化も伴えば、
あのズルズル不愉快な音を、聞かずにすんだのです。
長い間、日本に滞在している欧米人にとって
どれだけ不愉快だったことでしょうね(笑)。

例え話、変ですか?
イメージが伝わってくれると嬉しいのですが、、、。

一つの「物」、
それが外国の文化なら、日本人には単なる新しい「物」でしかないけど、
やはりそれには文化的背景があるわけですよね。
それを日本流にアレンジされるわけだけど、
でもその歴史や存在意義を知ってからアレンジした方が
より日本の新しい文化として築けるのではないかなー、と。

今、シガーを単なるファッションとして吸うだけだと、
今はいいけど、それを見て育つ若者は、果たして将来、
日本でのシガーという存在をどういうものに変えていくのだろう。

そう思うと、やはり、ゆとりと時間を大切にできる大人になってからこそ、
歳を重ねて味わいが出てきた時にこそ、本質のよさがわかるような、
そんな豊かな感受性がある日本人であってほしいし、
豊かな日本であってほしい、、、

そう願っている、一庶民の憧れまでです。


というわけで、シガーは、いつか成功したら、あの紳士や
あのカッコいいオヤジのようにシガーをすえるような大人になりたい、
そう思わせる文化の匂いがする存在であってほしいと、
憧れと敬意をもってそう思っています。
なので、安くないほうがいいと思っています。


それにこのメールをくださった貴方だって、余裕たっぷりのお方ではありませんか!
高くなったって、ちっとも生活に響かないでしょう。
そこがカッコいいじゃないですかー。
ね、そうやって若者は貴方のような素敵な大人を見て覚えていくのですし。

あっれー?ちょっと、ちょっと!
答えが長すぎて、遠まわしに言い過ぎて、
画面の前で寝ちゃってませんかー?(笑)
posted by 二チーナ at 21:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 葉巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
増税!?
個人的には歓迎です。
私はタバコを吸いませんが葉巻は愉しんでいます。
元々嗜好品のタバコや葉巻、少々高くなっても好きな人は好きだし続けるだろうと思います。
タバコなど特に安価ながために若年層(未成年)が気軽に手にしまうという弊害が起きているのではないでしょうか。
自分で稼ぐようになって、好きな事を愉しむ余裕があってこその嗜好品だと、私は常々考えています。
お酒もしかり、発泡酒や第三のビール!?等の増税の話題を耳にしますが、好きで美味しい物を愉しみたいのであればそれなりの代価を支払うべきだと感じているので、嗜好品・タバコや葉巻などの増税は至極当然のように思えます。
逆に生活必需品(食糧や医薬品)などは税金を下げるべきだと感じています。
長くなりましたが私の考えている事を述べさせていただきました。
まあ、安くて美味しいほうがいいには決まってますけどね^^!
Posted by shuji at 2005年11月09日 09:58
>shujiさん
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
>好きな事を愉しむ余裕があってこその嗜好品、、、
本当ね、いいセリフですね。
葉巻は特に正に大人のアイテムですよね〜。。。
でも第三のビール?あれの増税は私は大反対です。あれこそ企業努力。技術者の賜物ですから、税金としてではなく、企業への利益分としてなら値段が上がるのも解ります。それだけの商品価値があるのだから。
人気が出たからって、それまでも税率を上げるなんて、まるで他人の力を横取りしてるみたいー。ちょっとしらけますねー。
Posted by ニチーナ at 2005年11月09日 23:15
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