2005年03月05日

モヒート

「MOJITO」といえば、キューバ誕生のカクテルとして有名ですね。

となれば、出生国がスペイン語圏なので、正式名は「モヒート」と読みますね。

このモヒート、キューバ生まれなだけあって、
日本ではあまり知られていない。
とはいえ、もちろんバーテンダーさんなら当然知っているレシピなのです。
けれども、本場のモヒート、すなわち本当のモヒートを
生で体感(生で観る、生で味わうこと)していないまま広まったため、
本物のモヒートとちょっと違うモヒートが、
日本では一般化されているように思われます。

でも、それはそれで、いのかもしれません。
なぜなら、ここは日本だし、日本で作る、日本で飲む、モヒートだから。

それに、そもそも都会のバーで飲むカクテルではないですしね。
ぜーーーんぜん、味が違って感じると思う。

やっぱり、あれは照明が落とされて冷房がきいて、
ジャズが流れるカッコイイオーセンティックなバーで飲む味ではないですよね?

やっぱり、太陽の下、暑く、湿度があって、そして眩しい光の
開放的な環境で飲むと、美味しい〜♪
そういうカクテルだと思います。

何がどう違うかというと、
 ↓  ↓
(私はプロではないので、素人が勝手なことを言ってるだけ、
と思ってもらっていいですが、)

まずはレシピが違うと思う。素材はいいのですが、分量ですね。
分量が違うと思う。
それが大きな要因。

もちろん、厳密に言えば、ライムもミントも砂糖も、
本場とは微妙に種類が違うのでしょうが、
まあ、ここは日本なのでキューバの太陽と土で育った砂糖やミントやライムとは
違うのは仕方ない。それはそれでいいんです。日本のものを使えば。
だから、多少違ってしまうのはいいのですが、
そこをカバーするのが「プロの技」ってものですから、大丈夫! 

プロの腕で、それはクリアできます。だからご安心ください。
それがバーテンダーの妙技というものです。
だから、プロのバーテンダーさんにまかせれば大丈夫!
素人がとやかくいうと、かえってダメ。そこはプロに任せましょう。
その人なりの美味しいカクテルを作ってくれます。

(だって、レシピどおりにやってできるんだったら、素人だって同じで、
 プロの意味がないもんね。プロは修行してプロになるんです。
 例えれば料理人だってそうです。
 もちろんフランスから野菜や食材を取り入れるものもありますが、
 日本の畑で育った野菜や魚など食材はなるべく近いところで
 いい状態のものを使うことが多いですよね。
 だけど「プロ」としてやるからには、料理人として修行してきた経験と技術で
 フランス料理を作ります。もちろん厳密に言えば(フランス人に言わせれば)
 本場のフランス料理じゃないかもしれない、だけど、ここは日本。
 そして、作る人は、素人じゃない、プロの料理人です。

 なんでもそうだと思うんです。
 そこがプロかどうか、すなわち職業としての技術があるかどうか、ですよね?)

 ですから、この素材が○○製じゃないから、この料理(カクテル)ができない、
 という言い訳をするのは、一般の趣味人。
 道具や素材をどう代用するか、どう代用して、いかに味わいを本物に近づけるか、
 それは技術ですよね?

 だから、レシピどおりにやっては美味しくないんです。

 私がお奨めするモヒートは、もちろん本場の味を再現できる六本木の
 「レストラン・ボデギータ」。キューバ人が作るし、
 それにキューバ育ちのオーナーだから、当然知りつくしている。
 私はモヒートが大好きで、だからキューバで飲むか、ここで飲むか、となります。

 それと、実際飲んで美味しかったのは、大阪のシガーバー「スーペルノーバ」と
 ウエスティンホテル大阪のブルーバーのSバーテンダーが作るモヒート。
 それぞれ、本場モヒートそのままのスタイルではなく、いかに美味しく本場モヒートのスピリッツ(味わい)を再現するか、研究されている。
先にあげた方は、マスターがキューバに行って実際覚えてきた味を再現。彼流にさらに美味しいアレンジをしている。
後者は、さすがホテルのバーらしいエレガントなモヒート。
でもどちも、ポイントはしっかり抑えてある。

それは、「美味しさの分量」。

これはですね、たーーーっぷりのラム酒、たーーーっぷりの砂糖、これです。

よく、ちょっとキューバに行った、という人から
「使うミント(の種類)が違うんだ、だからモヒートじゃないんだ」
って聞きます。

でも、実際はそれよりも、ライムの種類だそうですよ。
やっぱりキューバのフルーツは
最高に美味しい味わいですからね!

だけど、一般的には、
このモヒートの特徴というべき「ミントの葉」に、ついつい着目しがち(惑わされがち、目に付くところに影響されてしまいがち)で、
ミントじゃないんですよ、本当は。
なーんて言う。

もちろんそうなんだけど、別に日本で使うミントを使っても美味しいモヒートできてマス。

それよりも、まずいモヒートは、さっきあげたように
分量が少ないラム、少ない砂糖。これですね。どうも、私が思うには。。。

どうでしょうか? バーテンダーさん。


あ、あと、私のツアーでキューバに行ったバーテンダーさんは何名かいます。
もちろん、彼ら彼女らは、本場でモヒートを味わい、
そして現地でよく教わってきているので
本場さながらの美味しいモヒートを作っていると聞いています。
私はまだなかなか飲みに行っていないので、
う〜ん、早くみんなのモヒート、飲みたいなあ♪


とやかく言いたい放題ですが、スミマセン。
私は飲む方が専門ですので・・・。
(作りもしないのに勝手を言ってマス。ご容赦くださいませ)

えーっと、回りくどく書きまして(また誤解されるか?)
つまり、

「道具や素材(質はいいのに越したことないですけど)
 に、惑わされないで!
 ホンモノのプロは、そんなものより、腕だ!」

ってことを言いたかったのです。

全てそうでしょ? ピアニストなども。。。

道具にこだわるのは、やっぱり趣味だから、ですよね?

プロは、技術でカバーする。(最初は貧しく、苦労して覚えて一流になるじゃない。それからやっと欲しかった憧れの道具を手に入れる、というじゃない。。。最初からいい道具を使うのは、それは趣味だからできることなんですよん)

今度、機会があったらそのピアニストの話をしてみますね。
posted by 二チーナ at 00:48| Comment(2) | TrackBack(0) | Bar +お酒のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
モヒートっすか。バーに行っても注文したことないなぁ。このブログ読んでこのカクテル気になります。今度、ボデギータ行ってぜったい注文したいと思います。プロの解釈、とてもおもしろいですね。こんな熱い人が今の日本に少なくなってきた気がします。暑い国で熱い女性が精力的に活動してるなんて素敵ですね。これからもがんばってくださいね。
Posted by カズノット at 2005年09月22日 15:01
> カズノットさん

激励ありがとうございます。
モヒート、本場ものをぜひご堪能くださいませ。美味しさの秘訣は暑い(&熱い)所で飲むこと!それとあのラムと砂糖の量ですね。しかもおおざっぱに!ラテンの飲み物なので、分量きっちり、マニュアルどおりに作ってると味がないです(笑)。
Posted by ニチーナ at 2005年09月22日 17:23
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/2256229

この記事へのトラックバック